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いびき治療のマウスピース装置が痛い原因と対策|快適に使うための調整法|東京BTクリニック歯科・医科|歯と膝の再生治療|東京駅・京橋駅近く

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いびき治療のマウスピース装置が痛い原因と対策|快適に使うための調整法

いびき治療のマウスピース装置が痛い原因と対策|快適に使うための調整法|東京BTクリニック歯科・医科|歯と膝の再生治療|東京駅・京橋駅近く

2025年12月19日

いびき治療のマウスピース装置が痛い原因と対策|快適に使うための調整法

いびき治療のマウスピース装置で痛みを感じる方へ

睡眠時無呼吸症候群やいびきの治療として、マウスピース(スリープスプリント)を使い始めたものの、痛みや違和感に悩まされている方は少なくありません。

「装着すると顎が痛い」「歯が圧迫されて朝起きると不快」「口の中が乾燥して痛む」といった症状は、マウスピース治療を続ける上で大きな障害となります。しかし、これらの痛みには明確な原因があり、適切な対策を講じることで改善できるケースがほとんどです。

本記事では、いびき治療のマウスピース装置で痛みが生じる主な原因と、快適に使い続けるための具体的な調整法を解説します。マウスピース治療は軽度から中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対して有効性が認められており、適切に使用すれば生活の質を大きく改善できる治療法です。

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マウスピースで痛みが生じる主な原因

マウスピース治療における痛みは、大きく分けて「顎関節の痛み」「歯や歯茎の痛み」「口腔内の乾燥による痛み」の3つに分類されます。

顎関節への負担が主な原因

マウスピースは下顎を前方に移動させて気道を確保する仕組みです。

この前方移動により、顎関節に通常とは異なる負荷がかかります。特に治療開始直後は、顎関節周辺の筋肉や靭帯がこの新しい位置に慣れていないため、朝起きたときに顎のだるさや痛みを感じることがあります。

歯への過度な圧力

マウスピースは歯に固定して使用するため、装置が適切にフィットしていない場合、特定の歯に過度な圧力がかかります。

歯が20本未満の方や、歯周病で歯茎が弱っている方は、この圧力による痛みを感じやすい傾向があります。また、マウスピースの材質が硬すぎる場合も、歯や歯茎への刺激が強くなり、痛みの原因となります。

口腔内の乾燥と粘膜の刺激

マウスピース装着中は口呼吸になりやすく、口腔内が乾燥しがちです。唾液の分泌が減少すると、口の中の粘膜が乾燥して痛みや不快感が生じます。

また、マウスピースの縁が粘膜に当たることで、擦過傷や口内炎ができることもあります。過剰な唾液分泌、口腔乾燥、歯の不快感などは、マウスピース使用に関連する一般的な副作用と言われております。

痛みを軽減するための調整法

マウスピースによる痛みは、適切な調整によって大幅に改善できます。以下の方法を段階的に試してみてください。

下顎の前方移動量を調整する

痛みの最も一般的な原因は、下顎の前方移動量が過度であることです。

調整可能なマウスピースを使用している場合は、前方移動量を少し減らしてみましょう。最大前方移動量の50〜75%(約6〜8mm程度)が適切とされていますが、個人差があります。数日間かけて徐々に調整し、痛みが軽減される位置を見つけることが重要です。

急激な変更は避け、1〜2mm単位で少しずつ調整し、適宜かかりつけ医に相談してください。

装着時間を段階的に延ばす

治療開始直後から一晩中装着するのではなく、段階的に装着時間を延ばす方法が効果的です。

最初の数日は2〜3時間の装着から始め、徐々に時間を延ばしていきます。顎関節や筋肉が新しい位置に慣れるまでには、通常2〜3週間かかります。この期間中に痛みが続く場合は、装着時間を一時的に短縮し、再度ゆっくりと延ばしていくことをお勧めします。

マウスピースの材質や形状を見直す

硬い材質のマウスピースは歯への圧力が強くなりがちです。口内炎ができやすい方や痛みに敏感な方は、医療用シリコンなど柔らかい素材のマウスピースへの変更を検討してください。

また、上下一体型から上下分離型への変更、あるいはその逆も、痛みの軽減に効果的な場合があります。歯科医師と相談し、自分の口腔内の状態に最も適した形状を選ぶことが大切です。

口腔内の保湿対策を行う

口腔内の乾燥による痛みには、保湿対策が有効です。就寝前に口腔保湿ジェルを使用する、寝室の湿度を適切に保つ(50〜60%程度)、水分補給を十分に行うなどの方法があります。

また、鼻呼吸を促進するために、鼻腔拡張テープの併用も検討してみてください。

専門医による調整が必要なケース

自己調整で改善しない場合は、専門医による再調整が必要です。以下のような症状がある場合は、早めに歯科医師に相談してください。

顎関節症の症状が現れた場合

顎を動かすと音がする、口が大きく開かない、顎関節周辺に強い痛みがあるといった症状は、顎関節症の可能性があります。

マウスピース使用により顎関節症が悪化するケースもあるため、これらの症状が現れたら直ちに使用を中止し、歯科医師の診察を受けてください。顎関節に問題がある場合、マウスピース治療自体が適さない可能性もあります。

歯の移動や噛み合わせの変化

長期使用により、歯並びや噛み合わせに変化が生じることがあります。朝起きたときに噛み合わせが変わっている、歯が動いているように感じるといった症状がある場合は、定期的な歯科検診を受け、必要に応じてマウスピースの調整や作り直しを行ってください。咬合変化は時間の経過とともに新しい咬合平衡から生じるため、継続的なモニタリングが重要です。

重度の睡眠時無呼吸症候群の可能性

マウスピース治療は主に軽度から中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に適しています。AHI(無呼吸低呼吸指数)を5件/時間未満に低減する成功率は、軽症で55%、中等症で45%、重症で35%とされています。

マウスピースを適切に使用しても症状が改善しない場合、重度の睡眠時無呼吸症候群である可能性があります。この場合、CPAP療法とマウスピースの併用やレーザー治療の検討が必要と考えます。

マウスピース治療を快適に続けるためのポイント

長期的にマウスピース治療を成功させるには、日々のケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。

毎日の洗浄とメンテナンス

使用後は必ず歯ブラシで軽く磨き、流水で洗浄してください。週に1〜2回は入れ歯洗浄剤を使用して、より徹底的な洗浄を行うことをお勧めします。

清潔に保つことで、口腔内の炎症や不快感を予防できます。また、保管時は通気性の良いケースに入れ、湿気がこもらないようにしてください。

定期的な歯科検診の重要性

マウスピース治療中は、3〜6か月ごとの定期検診が推奨されます。歯科医師による口腔内のチェック、マウスピースの状態確認、必要に応じた調整を受けることで、痛みや不快感を予防し、治療効果を最大化できます。

定期検診では、歯並びや噛み合わせの変化、顎関節の状態なども確認します。

他の治療法との併用も検討

マウスピース単独で十分な効果が得られない場合、CPAPやレーザー治療との併用療法も推奨しております。CPAPと併用療法により、眠気がさらに改善するケースもあります

また、体重管理や体位療法(横向き寝の促進)、口腔咽周辺筋のトレーニングなども、マウスピース治療の効果を高める補助的な方法として検討できます。

マウスピースが痛い方へ〜当院のマウスピースの特徴とその他のいびき治療

マウスピース治療を開始した結果、顎を痛めてしまう患者さんが多くいらっしゃいます。当院ではマウスピース治療の効果を最大限に引き出す為に、快適に治療に専念していただくために、精密な検査と個々の患者さんに合わせたマウスピースを提供しております。

CT・セファロ検査による精密診断

従来のマウスピース作製では、単純な型取りのみで行われることも多くありましたが、当院では、顎関節の専門医がより効果的で顎関節に負担の少ないマウスピースを作る為、CTやセファロを用いた精密検査が可能です。これらの検査により、単に「前に出す」だけでなく、「どの角度で、どれくらい前に出すか」を科学的に決定できます。その結果、効果が高く、長期使用でも顎関節に負担をかけにくいマウスピースが作製できます。

当院のマウスピースには、大きく分けて2つのタイプがあります。

可動式マウスピース

上下のマウスピースが連結されているものの、ある程度口を動かすことができるタイプです。睡眠中も多少の顎の動きが可能なため、違和感が少なく慣れやすいのが特徴です。

固定式マウスピース

上下のマウスピースをしっかり固定し、下顎の位置を確実に保持するタイプです。気道確保の効果が高く、より重度の症状に対応できます。

どちらが適しているかは、症状の程度、顎関節の状態、歯の状態などを総合的に判断して決定します。

併用療法の可能性

最近では、CPAPとマウスピースの併用療法もいびきに高い効果を発揮します。CPAPの圧力を下げつつ、マウスピースで気道を物理的に広げることで、治療の快適性と効果の両立を図ることができます。

その他治療法:レーザー治療(ナイトレーズ)との併用

さらに、マウスピース治療と併用できる新しい治療法として、レーザー治療(ナイトレーズ)があります。

特定の部位にレーザーを照射し喉の軟らかい箇所を収縮させることで、気道を広げ、いびきを改善させる効果が期待できます。

ナイトレーズは痛みが少なく、麻酔不要で施術時間は15〜30分程度です。ダウンタイムがほとんどなくマウスピースとの併用で相乗効果を得ることができます。

さらに、お口周りの筋肉トレーニングの指導も受けられます。これらをうまく取り入れることでマウスピースの効果をさらに高めることができます。

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まとめ:痛みを我慢せず、適切な対策を

いびきマウスピースによる痛みは、多くの場合、適切な調整とケアによって改善できます。顎関節への負担、歯への圧力、口腔内の乾燥といった主な原因を理解し、段階的な装着時間の延長、前方移動量の調整、材質の見直しなどの対策を講じてください。

自己調整で改善しない場合や、顎関節症の症状が現れた場合は、必ず専門医に相談することが重要です。

痛みを我慢して使い続けるのではなく、快適に治療を継続できるよう、歯科医師と協力しながら最適な調整を見つけていきましょう。定期的な検診とメンテナンスを通じて、質の高い睡眠と健康的な生活を取り戻してください。

当院では、睡眠時無呼吸治療の専門医として顎関節の専門医として、患者様一人ひとりに最適なマウスピース治療を提供しています。痛みや不快感でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。詳しい治療の流れや費用については、当院の公式サイトをご覧いただくか、東京BTクリニック歯科・医科までお気軽にお問い合わせください。

著者情報                                              医療法人社団誠歯会 理事長 歯学博士                                      東京BTクリニック 歯科・医科 加藤 嘉哉 YOSHIYA KATO                        【経歴】                                               東京歯科大学 総合歯科                                        東京歯科大学 インプラント専門外来                                  医療法人誠歯会 加藤歯科クリニック 開業                               日本大学松戸歯学部非常勤講師                                    【資格・所属学会】                                           PRGF-Endoret® 指導医、公認インストラクター                            日本口腔インプラント学会 専門医                   

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