2025年11月21日

いびきの基本知識と治療が必要な理由
家族からいびきの大きさを指摘されたことはありませんか?いびきは自覚しにくい症状で、指摘されるまで気づかないことが多いものです。単なる「うるさい音」と思われがちですが、実はいびきは睡眠の質低下や様々な健康リスクを引き起こす可能性がある症状なのです。
いびきの原因は、睡眠中に気道が部分的に閉塞し、空気の流れが妨げられることで発生します。特に日本人は顎が小さい方が多く、肥満や飲酒、睡眠薬の影響でいびきが出現しやすくなります。
放置すると重篤な合併症が発症したり、日常生活に支障をきたすこともあるのです。本記事では、東京でおすすめのいびき治療法とを詳しくご紹介します。
2025年東京でおすすめのいびき治療5選
東京都内には、いびき治療に特化した様々なクリニックがあります。人気のクリニックで選ばれているおすすめの治療法を紹介します。
1. ナイトレーズ治療
ナイトレーズは、Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザーを使用した非侵襲的ないびき治療法です。口腔内の軟口蓋や口蓋垂、舌側にレーザーを照射し、熱エネルギーによってコラーゲンが増生。緩んだ軟部組織を引き締め、いびきの原因となる部位を切除することなく縮小させます。
痛みがほとんどなく、麻酔不要、出血なし、治療後すぐに食事が可能といった特徴があります。特に非肥満体型の方や軽症の閉塞型睡眠時無呼吸の方に効果的です。
2. CPAP療法
CPAP(持続陽圧呼吸療法)は、睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法です。睡眠中にマスクを装着し、専用の機器で一定の圧力の空気を送り込むことで、気道の閉塞を防ぎます。
特に中等度から重度の睡眠時無呼吸症候群の方に効果的です。ただし、マスクの不快感や騒音から継続率が低いという課題もあります。また、毎月のレンタル料金(約5,000円/月)という経済的負担も考慮する必要があります。
3. マウスピース治療
マウスピース治療は、睡眠時に専用のマウスピースを装着し、下顎を前方に引き出すことで気道を広げる治療法です。CPAP療法に比べて装着の負担が少なく、持ち運びも容易です。
軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群の方に適しています。ただし、顎関節への負担や歯の移動といった副作用の可能性があります。
当院では顎関節の負担を避けるべくCTやセファロを用いた精密検査を徹底しております。マウスピース療法も大変多くの患者さんに選ばれております。
4. レーザー手術
口蓋垂口蓋形成術(UPPP)や舌根正中切除術など、気道を広げるためのレーザー手術も選択肢の一つです。解剖学的な問題が明確な場合に検討されます。
手術は即効性がありますが、術後の痛みや出血、数週間にわたる食事制限などのダウンタイムが避けられません。また、手術費用は総額で約20万円ほどかかります。
5. 顎顔面骨格矯正
睡眠時無呼吸症候群の根本的な原因の一つに、顎の構造的問題があります。特に上顎と下顎のバランスが悪い場合や、小さい顎、後退した下顎などは気道を狭くし、無呼吸の原因となります。
顎顔面骨格矯正は、こうした構造的問題に直接アプローチする治療法です。従来の顎矯正外科手術は入院を伴う大がかりなものでしたが、最近では日帰り手術で行える低侵襲な治療法も登場しています。
いびき治療選びのポイント
いびき治療を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。自分に合った治療法を見つけるためのチェックポイントをご紹介します。
いびきの原因と重症度を正確に把握する
治療を始める前に、まずはいびきの原因と重症度を正確に把握することが重要です。特に睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、専門医による適切な検査が必要です。
簡易検査から始めて、必要に応じて精密検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)を受けることで、より適切な治療法を選択できます。
治療法のメリット・デメリットを比較する
各治療法には、それぞれメリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルや症状の重さ、予算などを考慮して比較検討しましょう。
ナイトレーズ治療:痛みが少なく日常生活への影響が最小限だが、複数回の治療が必要
CPAP療法:効果が高い反面、装置の不快感や継続的な費用負担がある
マウスピース:比較的使いやすいが、顎関節への負担や効果の限界がある
レーザー手術:一度の手術で効果が期待できるが、術後の痛みやダウンタイムがある
顎顔面骨格矯正:根本的な解決が期待できるが、費用や治療期間の負担が大きい
医師の経験と実績を確認する
いびき治療は専門性の高い分野です。医師の経験や実績、所属学会などを確認し、信頼できる医師を選ぶことが重要です。また、複数のクリニックを比較検討することもおすすめします。
まとめ:いびき治療で健康と質の高い睡眠を取り戻す
いびきは単なる音の問題ではなく、睡眠の質や健康に深刻な影響を及ぼす可能性がある症状です。特に睡眠時無呼吸症候群を伴ういびきは、高血圧や心疾患、脳卒中などのリスクを高めるため、適切な治療が必要です。
東京都内には、ナイトレーズ治療やCPAP療法、マウスピース治療など、様々ないびき治療の選択肢があります。自分の症状や生活スタイルに合った治療法を選ぶことが大切です。
いびきでお悩みの方は、まずは専門性の高い医師に相談し、適切な検査と診断を受けることをおすすめします。質の高い睡眠は健康の基盤です。適切な治療で健やかな睡眠と健康を取り戻しましょう。
当院では、いびきや睡眠時無呼吸症候群に対して、日本睡眠歯科学会認定医が患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療プランを総合的にご提案しています。お気軽にご相談ください。

著者情報 医療法人社団誠歯会 理事長 歯学博士 東京BTクリニック 歯科・医科 加藤 嘉哉 YOSHIYA KATO 【経歴】 東京歯科大学 総合歯科 東京歯科大学 インプラント専門外来 医療法人誠歯会 加藤歯科クリニック 開業 日本大学松戸歯学部非常勤講師 【資格・所属学会】 PRGF-Endoret® 指導医、公認インストラクター 日本口腔インプラント学会 専門医

